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2011年3月20日 木村秋則氏講演会

講演会中止のお知らせ

東日本大震災の影響を受け、本講演会をは中止になりました。

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企画趣旨

木村秋則氏と言えば、多くの人は「奇跡のリンゴ」という言葉を思い浮かべるでしょう。 確かに木村秋則氏は、初めてりんごの無農薬・無肥料栽培を成功させた方です。 しかし、「奇跡のリンゴ」というのは、単に無農薬・無肥料で育てたことだけが奇跡なのではありません。 そのリンゴが化学物質過敏症で何も飲食できなくなった人のいのちを救っているからこそまさに奇跡なのです。 そして、リンゴだけでなく無農薬・無肥料で育てた野菜やお米も病気で苦しんでいる人たちのいのちを助けています。

しかも、木村氏は、この自然栽培の農作物を庶民が普通に買える値段で提供され、 自然環境が清浄になるようにと講演活動、技術指導、そして自然栽培を行っている農家の流通・販路を作ることなどに多大なご尽力をなされています。 これは氏の「食から社会をより良い方向に変えていきたい!」という熱い思いから出た行動です。

今では木村氏の指導の元、日本各地で心ある人達がこの自然栽培に取り組み、また宮城県の加美よつば農協や福井県や岡山県の農協も自然栽培を取り入れるなど、その成果が実り始めています。その他にも木村氏の実践に触れ「この農業(自然栽培)は面白い、親父がやってきた農業と違って夢がある。自分の道を切り開いているような感じがする」と希望を持てる農家の若者が増えていることは、農業の後継者問題や食糧問題を考えていく上でも明るい材料になっています。

この度この講演会を企画しましたのは、200万人(農家は260万人)とも言われる週末ファーマーを楽しんでいる方に無農薬・無肥料で農作物を育てる自然栽培の世界を知ってもらいたいからです。そして、その自然栽培のやり方を参考に家庭菜園で安全・安心な野菜やお米を育ていただくだけでなく、その中で心の安らぎを取り戻し、豊かな自然環境を作っていくために力を貸していただきたいからです。

講演会では、日本の農業や食の置かれている現状、自然栽培の可能性とその広がり、栽培する人の心の大切さ、そして家庭菜園での自然栽培のやり方のポイントなど、写真を織り交ぜて話をしていただく予定でいます。また、木村氏の講演と合わせて、市民レベルの実践例として私たちNPO法人「畑と田んぼ環境」再生会の活動を紹介させていただきます。

*化学物質過敏症を描いたドキュメンタリー映画「いのちの林檎」は以下のサイトです。予告・上映情報も載っています。ぜひご覧になってください。
http://inochinoringo.com/index.html

概要

詳細は、こちらのチラシをご覧ください。

  1. 日時:2011年3月20日(日)
    (開場)午後1時30分(開演)午後2時〜4時30分
  2. 場所:青山学院大学 相模原キャンパスE-101教室
  3. 交通:JR横浜線淵野辺駅下車、徒歩7分(車でのご来場不可)
  4. 入場料:2,000円(定員385名)
  5. 申込期限:2011年3月12日(土)
    当日参加の枠は用意しておりません。必ず事前申込が必要です
    定員数を超えた場合、申込期限前でも申込受付を締め切ります。予めご了承ください。


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